ウォシュレットの水漏れトラブル対処方法
日本初のウォシュレットが発売されてから約50年、現在の日本のウォシュレット普及率は70%を超えると言われています。新しくトイレを取り付けるとなるとどうしても欲しくなってしまうオプションの一つです。
しかしこのウォシュレット、トイレのオマケみたいに思われていますが、実際は家電の一つ。それゆえに家電によくある「ん?なんかいつもと違うな」というトラブルも当然あります。その中でもよくあるのが水漏れ。ウォシュレットはあの小さなスペースに収まっているくらいですから、各部品も小さく、それらが組み合わさってできているので、何年も使っていればその部品と部品の接合部や、水の出るノズルなどから水漏れを起こすことがあります。
水漏れの原因
前述のようにウォシュレットは家電です。いわゆる耐久消費財というものです。なのでどうしても経年による各部の劣化は避けられないものです。また、部品が細かいので、手入れも便器と同じというわけにはいきません。ノズルはもちろんのこと、各部品の接合部の細部もきちんと掃除しておかないと、汚れが詰まってスムーズに動かなくなったり、パッキンが劣化してしまうことで水漏れの原因になったりします。 もし水漏れを発見してしまったら、まずは水道の元栓を閉めましょう。それを最初にしたら、次はウォシュレットの各部に異常がないかを確認します。 |
経年による劣化であれば自分で解決できるケースも
ウォシュレットの手入れの仕方は簡単です。必ず水の元栓を閉めた上で、ボタンを押すとノズルが出てきます。その状態で、掃除用の布やぞうきんや洗剤などを使って綺麗にしてあげましょう。また、その時にノズルがななめを向いたりしていないか、きちんと所定の位置に納まっているかを確認します。
問題なければ次に水漏れの原因として考えられるのは、接合部のパッキンの劣化でしょう。水漏れしている部分を分解できるなら分解して、パッキンを取り出し、確認します。実際劣化していれば、ホームセンターに行って同じものを交換することで水漏れが解消されることがあります。あるいは、接合部からの水漏れの場合、その部分のねじやボルトが単に緩んでいるだけ、なんてこともあるので、工具を使ってきちんと締めただけで解決するケースもあります。
ウォシュレットは家電。家電は機械。
ウォシュレットはあくまで家電です。家電は機械なので、どうしても素人考えではどうにもならない部分もあります。前述したような単純な原因で水漏れを起こしているのなら、自分で解消できるケースもありますが、それでも解決しないからと、どんどん分解していくうちに「あれ、元に戻せない……」なんてこともありがちなことです。深追いはしないようにしましょう。
メーカー保証期間内のトラブルなら、メーカーで修理してもらえますが、ケースによっては修理代が高くついてしまうこともあります。そんな時は、対応してもらえる水道業者と比較検討すると良いでしょう。
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